新築に比べて抑えたコストで、自分らしい住まいをつくれるリノベーション。
理想を確実に実現させるためには、リノベーション会社との打ち合わせと、その事前準備が大切です。
今回は、リノベーションの流れと、打ち合わせ前にやっておきたい準備について解説します。
■リノベーションのイメージを固める
まずはどんな暮らしがしたいのかイメージを膨らませて、要望を書き出してみましょう。
要望は「必ずやりたいこと」「できればやりたいこと」に分けて整理するのがコツ。
ただし決め込み過ぎなくても大丈夫。決められない場合は、どういった理由で迷っているのかを、リノベーション会社に伝えられるようにメモしておきましょう。相手は家づくりのプロですから、思いもよらない提案を引き出してもらえるかもしれません。
デザイン面でのイメージも重要です。インダストリアル風なデザインが好みか、カフェのようなおしゃれでコージーな空間がしっくりくるか、あるいは自然素材を使ったナチュラルテイストがよいか。
ご夫婦でデザインの方向性をすり合わせるのなら、LINEなどSNSのアルバム機能を使い、キッチン・リビング・浴室など部屋ごとにフォルダーをつくり、気に入った写真をそのつどアップして、共有するのも一つの手です。
■お財布事情の確認を! 使える資金を洗い出す
どのようなリノベーションにするか考えていると、夢がどんどん膨らんでしまうもの。
ただし、何事においても予算には限りがあります。まずはお財布事情の洗い出しをしましょう。
住宅ローンの借入可能額+自己資金=総予算になります。
この段階で、やりたいリノベーションにどのくらい費用がかかりそうだということは考えなくても大丈夫。あくまで目的は、リノベーション会社との打ち合わせに向けて、使える資金額を提示すること。いくらリノベーション会社が渾身のプランをつくっても、住宅ローンの限度額を超えてしまっては元も子もありませんよね。
また予算も、やりたいことを「確実に実現」するために出せる金額と、やりたいことを「最大限にかなえる」ために出せる金額、二つのパターンを検討しておきましょう。
■リノベ会社の情報収集 二人三脚のパートナーを探す!
次に、これからの暮らしを託すことになるリノベーション会社の情報収集をしましょう。
大前提は、ご自分が住んでいるエリアで施工してくれる会社。
そしてデザイン面や、耐震補強や断熱改修といった工事実績をチェックして、理想のリノベーションに近い実例を手がけている会社を見つけましょう。
中古物件の購入も考えているのなら、不動産も扱っている会社に依頼するとスムーズに事が運びます。
会社の得意分野だけでなく、完成後のアフターサービスの内容の確認もお忘れなく。定期点検の時期や、保証にかかわる費用の有無といったアフターサービスも、リノベーション後の安心を得る上で必要なポイントです。
特に地元密着型の会社ですと、アフターメンテナンスが必要となった際も対応が早いのでおすすめです。
■打ち合わせ前の準備がリノベーションの行方を左右する
次回は、リノベーション会社との打ち合わせにおける注意点をご紹介しますが、この時にご家庭内で意見が食い違うことのないよう、話し合った内容は整理し、記録として残しておくとよいでしょう。
また前述のように、集めた画像は消去せずストックしておくと、打ち合わせ時に言語化しにくいイメージをリノベーション会社と共有する上で役立ちます。
埼玉県八潮市に拠点を置く黒建では、お客さまのご要望に合わせたリノベーションが可能です。地元に密着した工務店ならではの柔軟な対応で、お客さまが理想とする住まいをご提案いたします。リノベーション業者をお探しの際は、新築からリノベーションまで手がける住まいの専門家・黒建までお気軽にご相談ください!