皆さんこんにちは。
埼玉県八潮市を拠点に、事務所や店舗、住宅のリフォーム工事、新築・耐震工事を手掛けている黒建です。
飲食店や雑貨店、家具店、電気店など、業種によってコンセプトが違うのと同様に、内装デザインも異なってきます。内装デザインはお客様に与える見た目の印象に加えて、集客や営業効率、リピーターの獲得などに対して非常に重要な項目です。
特に美容室の内装となると、お洒落さを追求したくなりますが、まずは最低限抑えておくべきポイントがあります。
今回は美容室の内装において、内装づくりに関わるフローや、内装デザインで押さえておくべきポイントについてご紹介いたします。
■美容室の内装づくりのフロー
ここでは、美容室の内装づくりで要する3つのフローについてご紹介します。
・コンセプトの決定
美容室の内装づくりで最初のフローとなるのは、コンセプトの決定です。美容室の運営において、そのお店ならではのコンセプトを持つことが、人気店になるためには必要不可欠です。内装でそのお店で独自の世界観を表現できるように、コンセプトはしっかりと決定しておきましょう。
また、コンセプトの決定に加えて、内装費用や開店後の運営資金も併せて把握しておくと、開業後の資金トラブルを抑えることができます。
・内装デザインを設計
次のフローでは、内装デザインの設計を行っていきます。その際は設計会社を選び出す必要がありますが、過去に同じ業種の設計実績のある会社を選ぶことが重要です。
美容室の内装では、設備の配置や動線などが複雑になりやすく、従業員が働きやすい環境にするためには、高い知識やノウハウが必要となります。美容室を施工した経験がある会社なら、デザインだけではなく、従業員の動線にも配慮した設計をしてくれます。
設計会社が決定できれば、内装のコンセプトや必要備品などを伝えて、デザインのすり合わせを行います。設計会社から提案された平面図や展開図などの資料をもとに、依頼主側の細かい要求を詰めていきます。
・内装工事開始
内装デザインの設計図が決定すると、次は工事会社を決定していきます。設計会社から紹介を受けるケースが多いですが、工事価格が適正かどうかを客観的に判断するためにも、複数の工事会社で見積もりを出してもらうことをおすすめします。
工事か実際に始まると、20〜30坪の程度の広さでは、およそ2〜3週間の工期がかかります。また、工事期間中は外壁の素材や色の選定などの打ち合わせをすることが多いので、適宜現場に足を運んで確認することが求められます。
■美容室ならではの内装ポイント
・ターゲット層を明確にする
コンセプトの決定の際には、年齢や性別、職業などのターゲット層を詳細に明確化しておきましょう。学生街やオフィス街などに立地しているなど、周辺環境のリサーチも、ターゲット層を決定するためには大切です。
・インパクトのある見た目
来店してくれたお客様に、「スタイリッシュでかっこいい」「お洒落でかわいい」など、内装の見た目でインパクトが与えられるようなデザインが望ましいです。内装デザインが洗練されている美容室では、来店したことがお客様にとってのステータスとなり、リピート客の獲得につながるでしょう。
・お客様の目線に立ったデザイン
入り口から始まり、シャンプー台やトイレへの移動など、お客様が動きやすいように、動線をしっかりと考えてデザインしましょう。デザインへのこだわりだけではなく、お客様が過ごしやすい快適な空間づくりが大切です。
・作業動線を考慮し、営業効率のいいレイアウトにする
お客様の目線だけではなく、そこで働く従業員の方が働きやすくなるようなレイアウトにすることも大切です。従業員の作業動線がしっかりと考えられたレイアウトでは、営業効率の向上やサービス力の推進にも期待できます。
・メンテナンス効率を考える
掃除のしやすさなどなどのメンテナンスの効率を考えることも重要です。メンテナンス効率の高い美容室では、お店全体に掃除が行き届き、お客様に清潔感があるという印象を持ってもらえるでしょう。
■まとめ
美容室の内装においてこだわりポイントはたくさんありますが、ここで挙げた3つのフローと5つのポイントを押さえておけば、美容室にとって、最低限必要な内装に仕上げることができます。お店独自のコンセプトと照らし合わせながら、魅力的な内装づくりを実現してくださいね。
また、黒建では、オーナーの皆様と一緒に、ご満足いただける内装工事を行っております。美容室の工事実績もございますので、培った知識やノウハウを駆使した内装工事を提供いたします。美容室の開店からリニューアルまで、ご検討中の方はぜひ一度ご相談ください!