飲食店の内装はDIYできる?3つのメリット・デメリット


皆さんこんにちは。

埼玉県八潮市を拠点に、事務所や店舗、住宅のリフォーム工事、新築・耐震工事を手掛けている黒建です。


飲食店を訪れた人がまた行きたいと思うかどうかは、出された料理や飲み物はもちろんのこと、店舗の内装やデザインにも大きく影響を受けることがあります。


最近では、内装がSNSで話題になって広まることで人気が出るお店もあり、中には自分で飲食店の内装をDIYで作り上げ、その工事過程をSNSでアップする方もいらっしゃいます。


とはいえ、飲食店の内装はだれにでもDIYできるものでしょうか?そこで今回は、内装を業者にお願いするか、DIYにチャレンジするか悩まれている方に向けて、飲食店の内装をDIYする時のメリット・デメリットを比較しながらご紹介します。




■飲食店DIY3つのメリット


自分の理想通りの内装にできるなど、DIYにはいくつかのメリットがあります。



・メリット1.コスト削減



DIYすることによって材料費だけで内装が完成すれば、初期費用を大幅に抑えることも可能です。お店のオープンやリフォーム時にはさまざまなお金がかかります。浮いた資金を他の準備費用に使うことができるなら、苦労してDIYする価値もあるでしょう。



・メリット2.希望のデザインにできる



業者に依頼する場合は、材料やデザインなどを決められた選択肢の中からしか選べないこともあります。自分でDIYすれば希望通りにデザインできるため、個性的なデザインにしたい方やこだわりのある方は、自由に内装をアレンジできるのでおすすめです。



・メリット3.お店に愛着が湧く


自分で塗った壁や内装には一段と愛着が持てるでしょう。お店のスタッフも一緒に作業すると、お店を作り上げる一体感を味わえます。SNSなどでDIY作業中の写真を公開していけば、お客さまにもお店が出来上がっていく過程を共有してもらうことができ、集客・宣伝効果も期待できます。




■飲食店DIY3つのデメリット


飲食店のDIYにはメリットも多い一方で、デメリットもあります。



・デメリット1.時間と手間がかかる



ご自宅をDIYするのと違い、飲食店は開店日が決まっています。専門的な知識や技術がない場合、壁を塗るだけでも想像以上の時間がかかってしまうことがあります。理想の内装を目指してDIYすることで、お店の営業開始に間に合わないようでは意味がありません。



・デメリット2.トータルコストがかかることも


時間と手間をかけてDIYにチャレンジしても、満足できる内装に仕上がるとは限りません。内装は長い時間お客さまの目に触れるので、満足いく仕上がりにならなかった場合、さらに時間と費用をかけて業者に内装工事を依頼されるケースも。安くするつもりで始めたDIYが、結果的に高くついてしまう場合もあるので注意が必要です。



・デメリット3.安全面の不安



高所作業や慣れない大工仕事が続くことで、ケガや事故が起こってしまうことがあります。例えば棚をDIYで作ったものの強度が足りず、落下してお客さまにケガを負わせてしまう危険性も考えられます。




■飲食店内装工事の注意点




店舗内装には、資格がないと工事ができないものもあるため、DIYしてはいけない場所を把握しておくことが大切です。


例えば、電気の配線をするためには「電気工事士」の資格が必要になります。ガスや水道も資格が必要なため、専門の業者に依頼するようにしましょう。


また、万が一落下すると危険な重い設備や天井吊り下げ式のインテリア、窓・玄関ドアなど、お客さまや従業員にケガをさせてしまう可能性がある部分はDIYを避けた方が安心です。




■“安全にできる範囲で”DIYにチャレンジ


安全面やスケジュール管理に配慮しながらDIYで内装を完成させるのは、大変な作業です。一括して業者に頼んだ方が安心して任せられ、長期的に見て費用面でお得になることもあります。DIYしてみたいという場合は、メインの内装や資格が必要な工事は任せて、インテリアや棚の一部をDIYするなど、業者と打ち合わせをしながらできる範囲でチャレンジしてみるのがおすすめです。


埼玉県八潮市に拠点を置く黒建では、オーナーの皆さまの希望をお聞きしながら、満足していただける内装工事を行っております。飲食店の新規開店やリニューアルを検討されている方は、黒健までぜひお気軽にご相談ください。